四字熟語【百戦錬磨】の例文3選!意味・使い方・類語など

この記事では四字熟語の【百戦錬磨】について解説します。

 

【読み方】ひゃくせんれんま【意味】高い能力を持っている

 

四字熟語【百戦錬磨】の解説

読み方 ひゃくせんれんま
実用性 ☆☆

【百戦錬磨】の意味

「百戦」は”数多くの戦い”を意味します。「錬磨/練磨」は”能力や技術などを鍛え上げる” ということ。すなわち「百戦錬磨/百戦練磨」とは『数多くの経験を積んで、高い能力や技術を持っている』ことを意味しています。

 

相手チームの監督は百戦錬磨だから、どんな作戦をしかけてくるかわからない」のように、戦いの場面で使うのが基本です。

 

これが転じて「あの先生はさすが百戦錬磨で、生徒のやる気を引き出すのが上手だな」のように、仕事の場面でもよく用いられます。

 

【百戦錬磨】の使い方と注意点

千軍万馬】も似た意味で使われることがありますが、【百戦錬磨】と比べると”能力や技術の高さ”よりも”経験の豊富さ”に重点があります。

 

また【海千山千】は、経験で得たものがややねじ曲がって”ずるがしこい”などのイメージで使われます。

 

他に”能力や技術” ”経験”はどうであれ、とにかく”戦いに強い”ことを表す四字熟語として【一騎当千】があります。

 

上記の四字熟語はどれも似ていますが、【百戦錬磨】においては経験に裏打ちされた能力や技術を高く評価する意味で使われるのが特徴といえるでしょう。

 

【百戦錬磨】の例文3選

・百戦錬磨のチャンピオンに若き挑戦者が挑む

・百戦錬磨の技術者たちが新商品の開発に取り組んでいる

・彼は百戦錬磨の営業力で数々の契約を獲得している

 

【百戦錬磨】の類語

千軍万馬(せんぐんばんば)

海千山千(うみせんやません)

一騎当千(いっきとうせん)